組み立て動画や料理動画でよく見る俯瞰視点の動画ですが、どのように撮影しているか知っていますか?
普通であれば、俯瞰視点用の特殊な三脚を用いて撮影しています。
俯瞰視点用の三脚は少々値段が張るので、今回は三脚を使わずに俯瞰視点の動画を撮影する方法(メタルラック)紹介していきます。
メタルラックで俯瞰視点の動画を撮影
この方法は実際に私が利用している方法となります。
以下のような動画を撮影することができます。
必要となる道具
道具の名前 | 個数 |
メタルラック | |
メタルラックの支柱 | 4本 |
メタルラックの台(横幅が広い方が良い) | 1枚 |
ラックの留め具 | 4つ |
カメラ取付の器具 | |
自由雲台 | 1つ |
1/4 ネジ(雲台の底に合わせてください) | 1つ |
1/4 角座金 | 1つ |
3/8 角座金 | 1つ |
メタルラック関連は100円均一で売っているものでOKです。
ラックの台だけは300円で売っていると思います。
1/4インチのネジが、カメラのネジ穴に入るサイズとなります。
雲台は自由雲台を選びましょう。
ネジや座金は全てホームセンターで販売しており、ばら売りなら100円以下で購入できます。
セッティングの方法
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1カメラの画角を見ながら、メタルラックを組み立てる
持っているカメラの画角を確認しつつ、丁度良い高さでメタルラックの台を取り付けます。
ポイント
台の横幅が長い方が、ラックの脚が映らないのでおすすめです。
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2メタルラックに雲台を取り付ける
自由雲台を使う理由は90度角度を変えたいためです。
ラックの隙間を利用して、座金と雲台の底でラックを挟むことで固定します。
ポイント
上から、「1/4ネジ>角座金>ラック>雲台」の順番になります。
自由雲台を選ぶときには、「最大負荷重量」を必ず確認しておきましょう。
負荷重量を超えるカメラを設置すると、カメラの重みで固定できない場合があります。
ノンブランド品がこの現象に陥りがちなので注意しましょう。
注意ポイント
自由雲台は「最大負荷重量」を必ず確認すること。
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3取り付けた雲台にカメラを取り付ける
クイックシューを付けていれば、雲台を外さずカメラを取り外すことができます。
毎回つけるのもめんどくさいので、クイックシューは付けておきましょう。
ポイント
クイックシューを付けることで取り外しも容易
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メタルラックを使う「メリット」と「デメリット」
三脚で撮影する場合と比べると、メリット・デメリットがあります。
それぞれについてまとめていきます。
「メタルラック」を使うメリット
メリット
・三脚に比べると、非常に安価で実現可能
・非常に安定して撮影ができる
・画角を固定しているので、セッティングが容易
俯瞰視点の三脚は安くても1万円程度かかるため、初心者からすると参入しづらいですが、メタルラックの場合だと、雲台を入れても3,000円前後で実現できます。
雲台をすでに持っていれば、1,000円もかからずセッティングが可能です。
三脚の場合、アタッチメントでアームを伸ばすため、カメラの重さで三脚ごと倒れてしまう可能性もあります。
メタルラックだと倒れる心配も無いですし、仮に重いカメラを付けたとしても、ラックの上に物を乗せれば簡単にバランスを保つことができます。
また、画角を固定してしまうので、毎回細かな設定をしなくても、ワンタッチでセッティングが終わります。
俯瞰視点で画角を変更することはほぼ無いと思うので、スムーズに撮影に入ることができます。
「メタルラック」を使うデメリット
デメリット
・机の大きさによっては置けない
・用途によっては作業の邪魔になる場合がある
・位置調整が必要になった場合に、めんどくさい
机の上にラックを乗せるため、奥行きが狭すぎる机では設置できない場合があります。
また、脚があるため用途によっては作業の邪魔になる可能性もあります。(料理動画であれば問題なくできます。)
また、俯瞰する位置をより下げたかったりなど、位置を調整したい場合には少し面倒です。
とはいえ、メタルラックの台を上下に動かす程度であれば、台を受け止めるアタッチメントの位置を変えるだけなので、すぐできます。
最後に
いかがでしたか?
それぞれの方法にメリット・デメリットが存在するので、時と場合に合わせて使い分けても良いかもしれません。
次回はモニターアームで実現する方法を紹介します。
俯瞰視点で分かりやすい動画を作っていきましょう!