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バイクグローブの「におい」に対する3つの対策【おすすめ】

 

こんにちは

 

今回はグローブにまつわる悩みの一つ「におい」について、

私が最終的に落ち着いたスタイルを紹介していこうと思います。

臭いの原因

 

汗や皮脂を細菌が分解することで、においの原因物質を出す構造になっています。

 

つまり、汗を多くかけばかくほど、においの原因が増えていくことになります。

グローブはライディング中いつも着用しているので、汗をかく量も多いです。

 

においを予防するには以下の2点を気にしておくと良いでしょう。

・グローブに汗を付着させない

・グローブの洗浄

 

これを踏まえて、対策を紹介していきます。

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臭いの対策

対策1「インナーグローブ」

インナーグローブは、バイクグローブへ汗を付着させるのを予防する装備になります。

私の中では、におい対策、汗対策で一番効果的だと考えています。

ポイント

・汗を吸収してくれる。

・インナーグローブを洗えばにおいも付きにくい。

・インナーグローブは洗濯機などで簡単に洗える。

 

できればバイク装備メーカー製を選ぶと間違いありません。

1,000円ちょっとで売っているので、買いやすいと思います。

 

ちなみに私が着用しているのは、コミネ製のものを着用しています。

コミネ GK-136 クールマックス インナーグローブ KOMINE GK-136 COOLMAX Inner Gloves

注意ポイント

・グローブの下に着用するので、サイズが若干大きめのグローブを選ぶ必要あり。

・直接グローブを着用するのに慣れていると、操作性に違和感を覚える場合がある。

 

私はバイクを乗り始めて早い段階で着用していたため、操作性に違和感が無いです。

すぐ慣れると思うので、ぜひ着用しておきましょう。

 

対策2「屋外での日陰干し」

 

直射日光だと、グローブを傷めてしまう場合があります。

基本的には屋外で風通しの良い日陰で干すようにしましょう。

雨が降っていれば屋内で風通しの良い場所で乾かしましょう。

また、干すときはグローブの口を大きく広げて、乾きやすいようにしておくことも必要です。

 

汗を放置しておくのは、においを定着させてしまう場合もあります。

濡れた場合は必ず乾かしておくことが必要です。

 

対策3「水洗いと徹底的な乾燥」

それでもにおいが出てきた場合は、洗浄することが必要となってくるでしょう。

頻繁に水洗いするのも良くないですが、半年に一回、季節の変わり目でグローブを保管するときなどのタイミングで水洗いしておいて良いと思います。(においがひどければ)

適切な手順を踏めば、革製であっても水洗いしても問題ないです。

 

step
1
ぬるま湯に中性洗剤か、革製なら専用洗剤を混ぜる

メッシュグローブには中性洗剤、革製グローブには専用洗剤を使用しましょう。

 

時々、革製のグローブに中性洗剤を使う方がいますが、やめておいたほうが良いでしょう。

色落ちがひどくなりますので、革製品に特化したレザーソープを入れることが確実です。

ジェイアールプロダクツ JRP レザーソープ 110ml 4562357066147 HD店

 

バイクグローブのタグなどに洗浄方法もかいてある場合があるので、確認しておきましょう。

 

step
2
15分程度付け置き

汗が染み込んでいる場合があるので、ある程度付け置きしておきましょう。

長すぎてもいけないので、10~20分を目安にしておきましょう。

 

step
3
素手でもみ洗い

優しくもみ洗いしましょう。決してごしごしと強く磨かないよう注意

色落ちの原因やグローブを傷める原因になります。

 

step
4
乾いた布で拭き取る

洗い終わったら、必ず乾いた布でできるだけ水分をふき取りましょう

ビショビショのまま干すと、カビが発生してしまう場合があります。

 

指先に水が溜まりやすいので、新聞紙を丸めて、湿気をできるだけふき取っても良いと思います。

 

step
5
風通りの良い日陰で干す

濡れた状態で放置はカビが発生する原因にもなります。

風通しの良い日陰で早めに干しておきましょう

 

晴天なら1日程度で十分乾くので、天気の良い日を選ぶとよいかとおもいます。

干すときは、グローブについてるタグをクリップで挟むと、跡が付かずに干すことができます。

 

step
6
革用オイルやクリームを塗布する

乾いたら、革用オイルやクリームを塗布することで、より長くきれいな状態を保つことができます。

RSタイチ アールエスタイチ その他ケミカル タイチ ミンクオイル

 

におい対策をすべき状況

状況1「長時間ツーリングで汗を多めにかいた」

長時間ツーリングで汗をかかないことの方が珍しいでしょう。

必ず乾燥はしておきましょう。

 

インナーグローブをしていれば、グローブもほとんど濡れずに済むと思います

ただしインナーグローブは洗っておきましょう。

 

グローブのにおいがきつければ洗浄しましょう。

 

状況2「雨に降られた」

汗をかいていなくても、雨で濡れた状態のグローブは、傷みやすいので放置はやめておきましょう。

 

必ず乾燥は必要です。

なんにせよ乾燥は重要ということです。

 

革製のグローブは特に傷みやすいので、乾燥させてクリームを塗っておくことをおすすめします。

 

状況3「季節の変わり目で半年グローブを寝かせる」

夏用と冬用でグローブを交換する人も少なくないでしょう。

 

長期でグローブを保管するときは、絶好の洗濯チャンスです。

 

次のシーズンで気持ちよく使うためにも、できれば洗濯しておきましょう。

 

やってはいけないこと

ファブリーズでにおいをごまかす

これは一番やってはいけないと思います。

というのも、ファブリーズは液体で、振りかけると湿るんですよ。

 

グローブにとって湿りは、傷める原因にもなりかねないので、やめておきましょう。

 

そもそも、ファブリーズをかけないといけない状況だと、洗ってしまう方が効果的です。

(自分だけかもしれませんが、汗の臭いにファブリーズをかけてもあまり効果は無いように感じます。)

 

何もせずに長期保管

汚れや湿気があると、カビの原因になります。

綺麗な状態で、乾燥した場所に保存しておきましょう。

 

私はテーブルに置けるような引き出しに、乾燥材(シリカゲルなど)を入れて保存してます。

もちろん直射日光の当たらない場所に保存しておく必要があります。

 

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最後に

グローブが臭かったら悲しい気持ちになりますし、買い替えようにも気軽に手を出せる金額でもないので、グローブは大切に使っていきましょう。

 

対策自体はそこまで難しいものではないです。(ちょっとめんどくさいけど・・・)

 

特に雨の時期は湿気が多く、カビが発生しやすいので、乾燥はいつも以上に気を付ける必要があります。

個人的にはインナーグローブをお勧めします。

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