こんにちは
最近突然の雨に遭遇することが多くなってきました。
特に長距離ツーリングでは雨に全く降られないことの方が珍しいと思います。
雨で濡れたときに、地味だけど超不快になるのが「靴」です。
結論から言うと、レース装備ではなく、カジュアルにバイクを乗る方は「トレッキングシューズ」が最強です。
今回は、7年間のライダー生活で感じた、「トレッキングシューズ」をおすすめする3つの理由を紹介していこうと思います。
バイクの靴で「トレッキングシューズ」をおすすめする3つの理由
バイクの靴で「トレッキングシューズ」をお勧めする理由は、以下の通り大きく3つあります。
①雨に降られても浸水しない
②シフトペダルで靴がへたれる心配が少ない
③少し重いが歩きやすい
一つずつ使用状況などを掘り下げていきます。
理由1「雨に降られても浸水しない」
トレッキングシューズをお勧めする最大の理由は、浸水しないことです。
正確には「浸水しにくい」ですが、今までツーリングしてきてほとんどトレッキングシューズを使用しましたが、浸水した事例が台風の走行時のみでした。
浸水した状況も、私の装着の仕方が甘く、風で捲れたカッパを伝って浸水したことが原因でした。
カジュアルにバイクを乗りたい方であれば、トレッキングシューズを一足持っていれば問題ないでしょう。
浸水しない理由は、山を登るために作られた靴だからです。
山は天候の変化が激しく、時には豪雨になるときもあります。そんな状況を想定されて作った靴だからこそ、バイクにも応用して使うことができます。
トレッキングシューズにも種類がありますが、ゴアテックスの表記がある靴を買っておけば間違いないです。
ゴアテックスとは?
防水性と透湿性を両立させている、「防水透湿性素材」の商標名
水蒸気は通すが、雨は通さない素材
水蒸気は通すが、雨は通さない素材ということは、靴の中の蒸れは解消されるが、雨で浸水しないということです。
定期的にメンテナンスすれば、この効果は持続するので、長い間使用することもできます。
浸水しない一点だけでも買う価値ありです。
理由2「シフトペダルで靴がへたれる心配が少ない」
スニーカーや普通のブーツでは、足の甲の部分が丈夫な作りになっていません。
そもそも、スニーカーなどは歩きやすさを重視して作ってあるので、仕方がありません。
数回であれば問題ないですが、数多く乗ると左足の甲だけへたってきます。
トレッキングシューズは靴自体が丈夫にできています。
山は石が落ちてくることもあるので、丈夫にしておく必要があるためです。
年単位で使っていくと色は少し落ちますが、機能的には問題ないです。
理由3「少し重いが歩きやすい」
スニーカーに比べると2倍ぐらい重いです。丈夫さゆえに重いですが、決して歩きにくいわけではありません。
バイク用ブーツはものによりますが、歩きづらかったり、デザインが目立ったりします。
トレッキングシューズは歩くために作られているので、丈夫さと歩きやすさを両立しています。
ツーリング先で街に出歩きたい!と考えている人は最適な靴ではないでしょうか。
トレッキングシューズを選ぶポイント
バイクに使用することを想定して、トレッキングシューズを選ぶポイントを紹介していきます。
選ぶポイントは大きく3つあります。
①ゴアテックス表記がされているもの
②くるぶしまで覆うことができるもの
③できれば有名登山メーカーのもの
ポイント① ゴアテックス表記がされているもの
快適にツーリングしたい方は、ゴアテックス表記がされた靴を選ぶことをお勧めします。
浸水しない靴には必須の表記なので、見逃さないようにしましょう。
ポイント② くるぶしまで覆うことができるもの
カッパを着た際に、長ズボンの中にくるぶし部分を入れることで、足首部分からの浸水を防ぐことができます。
くるぶしを覆うことができるものを選んでおいて損はしないです。
足がエンジンに近くなるバイクもあるので、熱さを軽減することもできます。
ポイント③ できれば有名登山メーカーのもの
最近は格安のトレッキングシューズも販売されていますが、できれば有名な登山メーカーのものを選びましょう。
私もいくつか格安のトレッキングシューズを所持していますが、防水性に難があったり、出来が甘かったりします。
有名メーカーであれば、保証が付いていたり、品質も良いです。
有名どころでは、「NORT HFACE」「Columbia」「Caravan」あたりが有名です。
個人的にお勧めするメーカーは「Caravan(キャラバン)」をお勧めします。
日本人の足型に合わせた形をしているので、フィットしやすい点や、優れた防水性を誇っています。
私もキャラバンのトレッキングシューズを愛用しており、バイクを乗るときはほとんどキャラバンのトレッキングシューズを履いています。
私が愛用しているのはこちら
デメリットも少しはある。
今までメリットのみを紹介してきましたが、もちろん状況に応じてデメリットも発生します。
定期的なメンテナンスが必要
どの靴でも言えることですが、メンテナンスが必要になってきます。
汚れた際には必ず洗って、日陰干ししましょう。
乾燥後は防水スプレーを塗布して、ゴアテックスとしての機能を持続させていきましょう。
(実体験ベースで言うと、多少サボっても機能性は落ちないと思います)
タイトなジーンズには合わない
トレッキングシューズ自体が少し大きく作られているので、タイトなジーンズやパンツだと、浮いて見えてしまいます。
かっこよく普段使いにする際には、服を選ぶかもしれません。
重さがあるので、慣れが必要
今までスニーカー等比較的軽めの靴を履いてきた人からすると、重さにびっくりすると思います。
買って数日は慣れが必要になってきますが、歩きにくいという印象は無いです。
重さに慣れるといった意味合いで慣れが必要です。
すぐ慣れるので、ここはあまりデメリットでも無いです。
最後に
バイクを乗る上で靴も重要な装備になってきます。
ライジャケに合わせてライディングブーツを履くのもよし、カジュアルな服装にトレッキングシューズも良いと思います。
自身のライディングスタイルに合わせて服装を選んでいきましょう。